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2019.12.22

金属アレルギーのお話と忘年会写真

12月も残りわずか。あと数日で今年も終わりですね。札幌でもインフルエンザも流行っているので、外から帰ってきたら手洗いうがいを徹底しましょう。
 
本日はお口と金属アレルギーとタイトルをつけましたが、皆さんどんなことを言っているおわかりですか?

さて、質問です!
皆さんは歯の治療をした際、詰め物や被せ物をどのように選んでいますか?

「費用が安い保険診療で」
「先生の説明を受けたからそれで」

という感じの人が多いかと思います。

特に費用面で選ばれる保険診療で選択できるかぶせものに、銀歯があります。

ただし、銀歯をお口の中に入れることで、『金属アレルギー』を発症する恐れがあるのです。
どういう流れかというと、
 
①お口の中に金属が入る

②金属が様々な刺激によって少しずつ溶ける

③溶けた金属がイオン化して体内に入る

④体内のタンパク質と結合し、アレルゲンをつくる

⑤体内で「アレルゲン」に対する「抗体」がつくられる

⑥「抗体」が「アレルゲン」に過剰反応して
「金属アレルギー」が発症する

このように気づかぬうちに発症するケースですので、
なかなか治らない、原因がわからない皮膚疾患などがあれば、金属アレルギーを疑うのも一つです。

銀歯は、そのときの選択で費用面は安価ですが、結果他にも治療が必要になるケースが生じ、より費用がかかる可能性があったり、お口の中で様々な悪影響を及ぼします。
 
自分の体のためです。
メリットとデメリットを理解したうえで、お口の中に入れる素材を選択してください

下の写真はこの前のうちの忘年会写真。来年もこのメンバーで頑張ります☆

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